リハビリテーション科
Rehabilitation
理学・作業療法士による
リハビリテーションについて
整形外科医からリハビリテーションの処方後、理学・作業療法士(以下、療法士)によるマンツーマンでの個別リハビリテーションを開始します。
リハビリテーションの評価について
初回は患者様の状態を把握するため、リハビリテーション評価を行います。
リハビリテーション評価
患者様の整形外科疾患の病態や痛み、関節の可動性、姿勢・動作、生活習慣・環境の評価等を総合的に評価します。
また、この評価をレントゲンやエコー検査等の画像所見と照らし合わせ、妥当性を検討し、整形外科医の指示のもと、治療方針を決定していきます。
肩関節周囲炎(四十、五十肩)の評価の流れ
肩に痛みや動きの制限が起こり、さらに姿勢が悪くなることがあります。
腰部脊柱管狭窄症の評価の流れ
腰・足に痛みや痺れが起こり、さらに歩きにくくなることがあります。そり腰の姿勢が特徴的です。
リハビリテーションでの
治療・訓練について
徒手療法
療法士が手を使い、固い部分を柔らかくしたり、伸ばしたりして、運動療法をしやすくします。
運動療法
療法士が個別に提案した運動プログラムに基づき、患者様が自ら運動を行い、症状を改善していきます。
物理療法について
徒手療法、運動療法と併用して実施する場合があります。
ホームエクササイズの指導について
運動療法は継続して行うことが効果的であるとされています。
療法士が、個々の症状に合った自宅で行えるホームエクササイズを指導します。
肩のストレッチ
腰背筋のストレッチ
生活動作の指導について
治療中・治療後に、症状を悪化させないために、日常生活において体に負担がかからないような動作を指導します。
実施時間・頻度について
- ● 回数は週1~3回程度のペースで通院します。
- ● 1回のリハビリテーションの実施時間は状態に応じて1~2単位(1単位20分)です。
- ● 整形外科医から合格が出れば終了です。